11月になり秋が深まってくると聞こえてくるのが、今やこの時期の食卓を彩るワインとして多くの方々に親しまれているボジョレー・ヌーヴォーの話題です。
11月の第3木曜日が解禁日。いよいよ近づいてきましたね。ワイン好きの方はもちろん、日頃あまりワインに関心がない方々でも「このワインだけは飲んでみたい」という方もいらっしゃるのでは…。
ところで、この「11月の第3木曜日」というのはどのように決まったのでしょうか。また、「普通のワインとどう違うの?」「このワインに合うおつまみは何?」など…、ふと考えてみるとわからないことがいっぱい。
そこで今回は、ボジョレー・ヌーヴォーについて探ってみました。
ボジョレー・ヌーヴォーって何?
「ボジョレー」はフランスブルゴーニュ地方の南部に隣接するなだらかな丘陵地帯を指し、「ヌーヴォー」とはフランス語の「初めての」とか「1番の」を意味する形容詞で一般に新酒を指す言葉です。
本来はその年に収穫されたぶどうの出来を見定めるための試飲酒なので、ぶどうを収穫後なるべく早くワインを作るために、一般のワインとは異なる、醸造工程の短い方法で作られます。そのため普通のワインに比べて、渋みや苦味が少ない爽やかな軽い口当たりのワインに仕上がります。(参考:Wikipedia)
解禁日はどのようにきまったの?
元々はボジョレー地方でワインが出来上がる11月11日が解禁日でしたが、その後フランス政府により公式に11月15日に制定されました。しかし、11月15日が土曜日や日曜日にあたると、配送されなかったりレストランの休業日にかさなったりしたため、解禁日が平日になるように第3木曜日に変更になりました。
普通のワインとのちがいは?
このワインは爽やかでフルーティーな口当たりでとても飲みやすいため、日頃ワインを飲む習慣のない方でも抵抗なく飲むことができ、女性にも人気があります。ただ、一般的なワインが時間をかけて熟成していくのに比べて、ボジョレー・ヌーヴォーはそれ以上熟成せず時間に応じて味が低下していきます。フレッシュでいきいきとした美味しさを楽しむワインなので早めに飲みきりましょう。
ボジョレー・ヌーヴォーに合うおつまみは?
みずみずしい軽い味わいが魅力のこのワインに似合うおつまみとしておすすめなのは、今が旬の柿を使ったサラダや、スモークサーモンのカルパッチョなど。また鶏肉とキノコをガーリックと多めのオリーブオイルで炒めてバジルなどのハーブを散らしたものもおつまみにぴったり。ちょっと手が込んだものであれば、鶏肉やホタテ・イカなど魚介類を使ったパエリアも合います。いろいろなサイトでボジョレー・ヌーヴォーに合うおつまみが紹介されているので、お好きなものを選んで作ってみるのも楽しいですね。
特別なワインは大切な方と一緒に味わいたい
一年に一度のお楽しみであるボジョレー・ヌーヴォーの解禁。せっかくなので、日頃身近にいる大切な方へのプレゼントとして、ワインとともにグラスをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
次に紹介するグラスは今人気の珍しい美濃焼のペアのワインカップです。ほっこり丸いフォルムが手のひらに心地よくおさまるワインカップ。名入れもできるので、旦那様や奥様、彼氏や彼女、ご両親へのプレゼントとしてお名前を刻印して贈るととても喜ばれます。
今や日本中で季節のイベントにもなっているボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。美味しいのですがくれぐれも飲み過ぎにはご注意を♪ 日常生活の楽しみのアクセントとして上手に取り入れていきたいですね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。